【セラピストに哲学を聞く】二宮あゆみ(東京)さらけだしSPA|わたしとあなたの間にある空気(バウンダリー)をデザインする


Therapist Profile

二宮あゆみ|さらけだしSPA

「触れることで感情を伝える」をテーマに、音楽と施術を融合させた独自の世界観を構築。予約困難セラピストとして長年支持を集め、現在は男女問わず施術を提供。
唯一無二の体験設計で業界内外から注目を集めている。


About Me
01


施術のテーマを教えてください

私の施術テーマは「その人自身を見つめ直す」です。

疲れを取ることや気持ちよくなることも大切ですが、それだけではありません。
普段は仕事や役割に追われている人が、自分の感情や本当の自分に戻れる場所を作りたいと思っています。
施術を受け終わったあとに身体だけでなく考え方まで少し軽くなっていたら、もしくは新しい思考を産めていたら、これほど嬉しい事はないです。


02


お客様に提供したいものは何ですか?

「また来たい」は当たり前

良い施術は世の中にたくさんあります。
でも鮮明に記憶に残り、衝撃を与えられる時間を提供出来るセラピストは、意外と少ない。
だから私は技術だけではなく、その日の会話や空気感、その人だけに向けた身体と身体の対話、流れを大切にしています。
明日、来週、そのまた先の数年後に、
ふと思い出してもらえるような、
何なら走馬灯に出演できるような。
そんな体験を提供したいです。


03


どんなお客様と相性が良いですか?

どんな経験も、面白いと挑戦できる人、または素直な人だと思います。

経営者の方や責任ある立場の方は特にそうですが、多くの人は「こうあるべき」を抱えています。
その鎧を少しだけ脱いで、自分の弱さも、辛さも、または少し変わった部分も認められる、面白いと思える方とは深く関われる気がします。
一般的な正解を求めるよりも、あなたと私だけの、哲学対話を楽しめる人が好きですね。


04


一番楽しい瞬間はどんな時ですか?

お客様の中で何かが繋がる瞬間です。

身体がほぐれて、気持ち良い瞬間ももちろん好きですが、
それ以上に「だから自分はこうだったのか」と本人が自分でも知らなかった自分に、気付く瞬間が大好きです。
施術中の何気ない会話が、その人の人生のヒントになることもあります。
そういう人生の転機のような瞬間に立ち会えるのは、本当に光栄です。


05


誰にも負けないと思うものはありますか?

人への興味、関心を持つ力、だと思います。

私は人を観察することが好きなんです。
何を話したかより、なぜその言葉を選んだのか。
笑顔より、その直前の沈黙の方が気になる。
そんなことばかり気にしています。
だから同じ施術をしていても、一人ひとり全く違うものになるのだと思います。


06


私にとって施術とは?

コミュニケーションであり、表現であり、人生である。

マッサージは手段のひとつでしかありません。
本当にやっていることは、人と人との間にある空気(バウンダリーの確認)を作ることだと思っています。
言葉、沈黙、距離感、触れ方。
そのすべてを使って、その人と私だけの時間を作る。それが私にとっての施術です。
だから同じ施術をしていても、感想が全く違うものになるのだと思います。


07


最後にひとこと

私は「癒します」と言うのがあまり得意ではありません。

人は誰かに癒される事で、一時の休憩は得られるかもしれない。ただ、本当の癒しは得られないのでは?と思うからです。
結局は『自分と向き合う事』
『自分も知らない、自分の傷を認め、癒す事』が、本当の癒しなのでは、と思います。
それを悟りとも呼ぶかもしれないし、
哲学と呼ぶかも知れない。

だから私は決まった答えを渡す人ではなく、
その人が答えを見つけるための、壁打ちのような、さらけ出せるような。

そんな時間と場所を作る人でありたいと思っています。

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